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世界を救うまであと4分 第五話「キノコ」

… 誰に言うでもなく、キノコは呟いた。 午後になってから、照り返しもより一層厳しさを増し、彼女は生え際あたりに預けていたサングラスをかける。そして、西棟に吸い込まれていくアリの様に小さくなった生徒たちを見下ろしながら、再びこう呟いた。 「どいつもこいつもホンっト、イモ」 今は何限目だっけ?とキノコは考える。が、メンド臭くなってすぐにやめる。今まで肘をついていた窓際のさんがジットリと濡れている。キノコの汗だ。 「…イモね…」 キノコは、かつては生徒で溢れかえっていた空き教室を離れ…